自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方

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昨日も子供を怒ってしまった

自分への接し方はあってるのかな?

叱り方は間違ってないだろうか?

そもそも、正しい叱り方ってあるの?

逆に、子供にとって

良い褒め方ってあるの?

子供たちが、

自分に自信を持って

困難に立ち向かえる

子供になって欲しいんだけど、

親として正しい教育はできてるのか?

島村華子著、

「自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方」

から教えてもらいましょう

出典:Amazon
目次

子供にとって、良い叱り方になってるか不安

「厳しいだけもダメ」

「優しいだけでもだめ」

なのはわかってるけど、

じゃ、どうしたらいいーのー!

子育ては簡単にいかないからこそ、

僕たち大人は、

いつになっても

悪戦苦闘してるんですよね…

ポイントは

子供を『子供扱い』しすぎないこと

  • 褒め方と叱り方に気をつける

子供の能力や見た目に集中した声かけを避け、

努力や経過に言及したり、子どもの行動について具体的に声をかけたりすることが重要です。

  • 子供に対するイメージを見直す

「子どもには、一人でできる力がある」という見方をしていれば、

子どもを信頼し、一人でできる環境を準備して、親は自立をサポートしてあげる

  • 子供にとって親は良きリーダーでいる

子育てにおける良きリーダーとは、子どもに向き合い、気もちに寄り添いながらも、必要な制限を設け、子どもに道しるべを示す人を指します。

子供が必要としてるのは大人がどっしりと受け入れてくれる安心感

  • 子供への要求を見直してみる

大人の都合を押し付けていないか、誰のための要求なのか、子どもにとっていま必要なことは何かを一度立ち止まって問い直してみましょう。

  • 子育ての長期的ゴールを持つ

自立した人になってほしいと思っているのに、つい子どもが一人でできることも全部やってあげてはいませんか?
困難に立ち向かえる忍耐力のある人になってほしいと思っているのに、失敗させまいと、過保護になって子どもにとっての障害を不必要に取り除いていませんか

そもそも良い叱り方って??

体罰がダメなのは

もちろん知ってるよ

でも、ダメな叱り方ってあるの?

罰を与える叱り方

(怒鳴る、物を取り上げる、無視する)

は良くないです

また、

褒美と罰(飴とムチ)

も良くない

そうなの!?

メリハリがあって

いいと思ってた

なぜなら、

  • より良いものを与え続けないと子供が満足しない
  • 自己中心的にり、相手に与える影響より、自分の行動だけを重視して、損得で行動する様になる

からです。

なるほどぉ

ダメ!違う!をできるだけ使わない

まず「ダメ!」と口走る前に、子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解し、ありのままの子どもを受け入れたうえで手を差し伸べるということです。

〇〇君、

なぜ食事の後にお皿を舐めるの?

‥なるほど、

犬の気持ちになってみたかったんだね

結果ではなく、努力やプロセスに目を向ける

叱るときは人中心(その子の性格、能力、外見)の批判を避ける

一方で、過程や手法中心の声かけとは、結果に至るまでの努力(あるいは努力の足りなさ)ややり方(あるいはやり方の未熟さ)に対してネガティブな評価なしに具体的にフィードバックを与えることです。

好ましくない行動の理由を説明する

子どもに、自分がとった行動が、子ども自身あるいは他者にいかに影響を与えるかというモラル(道徳)に焦点を置きながら、具体的に説明することで、子どもの理解を得ようとする方法です

他者への影響を指摘することで、相手を思いやる気持ちが生まれる

スーパーで走ったら

お友達にぶつかって

ケガさせちゃうかもしれないから

やめようね

親の気持ちを正直に伝える

U message”ではなく”I message”

「あなたメッセージ」は〝人中心の批判〟と同じように、受け手側は「責められた」と感じやすく、攻撃的になったり、言い訳をしたりと、自己防衛の反応をとりやすくなります。

なんであなたは

いつも準備が遅いんだ!

(U message)

文章の作り方

行動(子供がしたことを客観的に伝える)

感情(親が見てどう思うか)

影響(相手がどうなるか)

提案(今後の解決策を話し合う)

いつも

お野菜だけ残すね

(行動)

残ってるお野菜を見ると

なんだか悲しくなるな

(感情)

「美味しく食べてね」って

一生懸命育ててくれた人がいるのに、

これをみたらガッカリするだろうね

(影響)

今度一緒に

野菜育ててみようか!

ご飯も作ってみよう!

(提案)

より良いポイント

一見悪い事をした中にも、ポジティブな面はないか探してみる

例:お皿を割ったのはお手伝いしたいという行動がきっかけなど

「怒る」のではなく

「叱る」を意識してみようかな

ほめかたにもやり方があるの?

えー‥

褒め方もあるの?

心から「すごい」って

言葉にすればいいんじゃないの?

  • ❌すごいね
  • ❌偉いね
  • ❌優しいね

などは、その子の性格や能力を褒めるので、

よくないです

ポイントは

  1. その結果に至ったプロセスを褒める
  2. 具体的にどこが良かったかを伝える
  3. 子供がどんな感情だったか質問する

お手伝いをした時

「さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)だね」

ではなく、

自分から挑戦してくれたんだね

のように、

その子自身が考えて行動してくれた事に感謝を伝える

友達に優しくできた時

「優しい子だね」ではなく、

お友達が元気が出るために笑わせてくれたんだね

と、子供が自発的に行動した事は、どういう所がよかったのかを伝える

テストの点数が良かった時

「やっぱり頭いいのね」ではなく、

毎日の頑張りの積み重ねだね

の様に、

点数だけにとらわれず、その点数を取るための準備や、子供が学んだところ、テストで具体的に良かったところを伝える

褒め上手は

仕事」も

教育」も

うまくいく要素があるかもしれない

これは習得しがいがある!

良い褒め方、叱り方を習得して、子供が自分に自信を持てる子供になってほしい

年齢別に対応を変えた方がいいの

3〜12歳によって叱り方、褒め方を変える必要はないけど、

どの子供が理解できる説明、言葉使いを心がけましょう。

大切なのは、どの年齢でも、子供の話、理由、気持ちなどを受け止める大きな皿になること

厳しく叱らないと

言うことを聞かないんです!

厳しく叱るときはもちろんあっていい。(特に命に関わること。道路の飛び出しなど)

問題は大人が子供に対する期待と叱り方です

叱る前に
「自分の期待が子供にふさわしいのか?大人にとって不都合だから叱っていないか?」
を一度問い直してみよう

もう中一の子供

今更効果ある??

効果があるかはわからない。

でも、褒め方叱り方を変えるのは、

今まで今まで子供に抱いてきたイメージに向き合う

成長し続ける子供に対するイメージ根本的に改める貴重な機会

アクティブリスニングで子供の気持ちを受け入れつつ、

具体的なフィードバックを与えることで励ましたり、

間違ったときは道しるべを示しましょう

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